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3月3日:桃の節句(上巳の節句)

2026年03月02日 03:42

春の訪れを家じゅうで寿ぐ【桃の節句】3月3日

カレンダーがめくられ、空気に春の気配が混じり始めると、心なしか背筋が伸びるような、それでいて柔らかな心地になりますね。季節の変わり目を慈しみ、日々の暮らしに潤いを与える節句の過ごし方。

1. 花一輪から始める「季節のしつらえ」

大掛かりな準備ができなくても、玄関やリビングの片隅に季節を呼び込むことができます。
今、お花屋さんを彩っているのは、可憐な桃の花と、明るい黄色の菜の花。

桃の花: 古くから魔除けの力があると言われ、長寿の象徴でもあります。

菜の花: ぱっと部屋を明るくし、見るだけで元気を運んでくれます。

お気に入りの花瓶にさっと生けるだけで、家の中の「気」が清々しく入れ替わります。

2. 献立に込める、家族への願い行事食には、一つひとつに大切なメッセージが込められています。日々の台所仕事も、その意味を知るだけで少し特別な作業に変わるはず。

食べ物込められた願い

 蛤のお吸い物 →ぴったり重なる貝殻のように、良きご縁に恵まれますように。
ちらし寿司 →海老(長寿)、豆(まめな暮らし)、蓮根(先が見通せる)などの縁起物。

ひなあられ →緑・白・桃色の三色は、雪が溶け草が芽吹く春の情景そのもの。

暮らしのヒント

忙しい火曜日の夕食には、透明なグラスに酢飯と具材を重ねた「カップちらし」がおすすめです。取り分けの手間がなく、テーブルがパッと華やぎます。

3.自分のための「句読点」を打ちましょう。

一服の贅沢: 家族のために腕を振るった後は、自分自身にも春のお裾分けを。桜餅や草餅を丁寧に入れたお茶とともに楽しむ15分が、心を整える一番の良薬になります。

空気の入れ替え: 夕暮れ時、少しだけ窓を開けてみてください。古い空気を出し、新しい春の風を招き入れることで、家の中に清らかな流れが生まれます。

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